ブログ

ウエストロック > ブログ > 府中店 > グレートトラバース 最終日

グレートトラバース 最終日

18

2017 06
FUCHU

グレートトラバース 最終日

楽しい時間はあっという間。

最終日、
天気は快晴、、、あと一日、あと一日ズレててくれれば、、、

太陽が眩しい、飲み過ぎで少々頭が痛い。

昨夜のおつまみ山菜をラーメンに入れ、
朝から豪華な朝食を摂る。
お酒でカラカラに乾いた喉と、疲れた肝臓に
優しさの固まりのようなラーメンが、ツルツルと胃袋に入る。

ごはんを食べると元気になる(笑)

 

荷物をまとめ、テントを撤収し、パッキングを済ませる。
あー下山するのが『めんどくさい』 でも帰らないと・・・

【タープを張らせていただいたブナの木】

下山スタート(+o+)

テン場を後にし、
少し歩くと雪渓の上をこちらに向かって歩いてくるパーティーが見える。

おーあれは「カド・モチ」!!(前回登場の〈持っちー〉とその仲間)
入れ替わりで入るとは聞いていたが、早いな~

仙台市に住む『沢仲間』だ。

初めて出会ったのも、ここの沢だ。
17、18年位前かな~???逆のパターンでここで出会ったのだ。
私達が、入渓した日に「カド・モチ」が下山。

その時、軽く挨拶を済ませ話をする。

カド・モチ 「泊まりですか~?」
私達 「ええ、2泊です。」

カド・モチ 「我々は日帰りです・・・」
私達 「※ああ、、、どうぞどうぞ、のんびりやりますので」

カド・モチ 「良いのですか?すいません・・・」

この会話で、マナーのすばらしい渓流マンならすべて判る。
ヤな野郎共だと、言い訳タラタラ、ご都合タラタラ、
ごちゃごちゃうるせー!

ソーセージ、お肉、ロープ、何も切る物ないけど
”ドス”を丸太に・・・・?忘れてください(笑)

この時、テント、タープを張り、寝床を作り
昼飯を食っていたら、
上流からマキがジャンジャン流れて来る!!(;゚Д゚)・・・おや?

何も言わずにマキ拾いを手伝ってくれたのだ。

この出来事がキッカケで、お礼のお手紙を彼らの車に張り付け、
・・・むにゃむにゃ、・・・ほにゃらら、、
その後一緒に渓へ入る仲に(^。^)

彼らは私達が見えなくなるまで、ずーと帰り道を見届けてくれていた。

この次は、また一緒に。

 

【帰りは、上か、下か】

帰りの雪渓は一か所くぐる破目に。
気温が高かった為、上の雪が腐っている箇所を発見。
これは、、、、、
ダッシュでくぐるしかない。
今回最も緊張した瞬間。

 

【朝日連峰の素晴らしい眺め】

テコテコ歩く事2時間、一つのピークに辿り着いた。
あーまた来たいなーと思いながらタバコをいっぷく。

 

今回、改めて東北の渓は素晴らしい事を再確認した。

原点回帰
私のクライミングは、ここにある・・・・・

 

行きは怖かった吊り橋も帰りはスイスイ渡れる。
この橋を渡りきると、空気が変わる。

家が近づくと更に怠い空気を感じる(笑)

 

ブナの原生林ありがとう
また来るぜー!
っと思いながら今回のレポートを終了したいと思います。

 

つわものどもがゆめのあと

 

おわり

2017/06/18 19:46 | ウエストロック府中店

このページの上に戻る