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安全確認 その2

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2019 07
CHOFU

安全確認 その2

こんにちは。

少し前に某ロープクライミング施設で事故があった事をブログに載せましたが
事故の詳しい詳細が載っていました。

通常トップロープの場合、クライマー側は安全環付カラビナを互い違いに2枚ビレイループにセット
するのですが、今回はカラビナのゲートが2つ付いたタイプ1枚使用だったそうです。

何らかの原因で、外側のゲートが開いてしまい、そのまま内側も開いてしまったそうです。

 

以下はジム側の現場検証の結果
考えられる原因としてコメントされていたコメントです。

①ベアール Lock up schoolのカラビナ(以下、単に「カラビナ」)の外側ゲートのワイヤー部分が固いエッジ等を拾い易い。

② 怪我をされた方が使用していたハーネスであるゾーン(ブラックダイアモンド製品)のビレイループが一般のものより細い上に固く、カラビナの外側ゲートのワイヤー部分に干渉し、外側ゲートが開き易い。

③ テンションをかけた後、登りだすタイミングにロープが緩み、ビレイループの辺りにロープの緩みと捻りが溜まることで、ロープと一体となっているカラビナのワイヤー部分にビレイループが干渉し易い角度になることがある。

④ ビレイループが、カラビナのワイヤー部分に干渉し、開いた外側ゲートを通ってしまえば、内側ゲートも簡単に通ってしまい、完全にカラビナから外れてしまう。 

今回はギアによる要因でしたが、ロープ事故のほとんどが人的ミスによる事故がほとんどです。
みなさま慣れた頃が油断して一番あぶないので、気を付けましょうね。

おまけ

やっと晴れたね!

 

 

2019/07/19 14:29 | ウエストロック調布店

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