こんにちは、イシタカです。

先日も一人瑞牆へ。

前回訪れたハットエリアがポカポカで居心地も良かったので、今回は逆側にある登山道エリアへ。

この日も気になる課題をいくつか触ってから新しい目標課題を触りに行く予定だったが、思いの外目についた課題達が難しく大苦戦。

3本程敗退が続き、ようやく一つ初段が登れた頃には15時を過ぎていたので

近場でめぼしい課題を探す。

 

朝一でエリア全体をざっくり見て回ったときに何となく気になっていた

登喜男さん初登の「ベアポウハン」をやってみることに。

岩の中央から左のカンテを使わずに直上していくラインで、ぱっと見でかなりシビアなマントル課題と想像がつく。

実際にやってみると足の選択肢がいくつかあるが、マントルに入った後のリップ取りの態勢を考えるとどうもヒールを一回解除しなければならなそうで、その偶には壁の中にあるミリカチを引いて手に足しようと思っていたがどうにも保持が悪く態勢が作れない。

ムーヴをあれこれ試してるうちに良さそうな足とムーヴを見つけ、マントルに入る手前の動作が洗練されていく。

日も暮れ始めてナイトに突入。

以前ブログでとても寒さに弱いと書いたが、意外にもこの時期の瑞牆の寒さに対応できていて身体が動くことに驚く。

 

それでもやはり寒く、日もすっかり暮れて撤収時間が近づくが、10月の失敗から待つことを覚えたイシタカはしっかりとレストを挟んだ後の渾身のトライで無事完登。

The.マントルな課題が登れて少し自信がついたように思う。

良い課題でした。

 

また、課題の名前が気になり調べてみたがどうにも出てこない。

トポをよく見てみると英語訳で

「Bearpaw Rice」

とある。

ベアポウはアメリカで誕生したフットウェアブランドとあるが、それとRice、飯をかけあわせるとどうなるのか。

なるほど、分からん。

 

ともあれ一日の締めになった良い課題であったことは間違いない。

素敵な課題をありがとうございました。

 

おしまい。